いつの時代も女の子達の気持ちをがっちり掴んで夢中にさせてきた少女漫画。王子様のような男の子との恋愛漫画ではヒロインと一緒にキュンキュンし、友達や勉強、片思いなどに悩む漫画ではヒロインに共感して思わずポロッと泣いてしまうことも。今回は、そんな少女漫画の中でも人気の高い名作70選をご紹介します! これまでに出会ったことのない少女漫画を探している方や、少女漫画未体験な方もぜひチェックしてみてくださいね。
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【あらすじ】素直でちょっぴり天然な高校生・木下仁菜子(きのしたになこ)は、学年で一番人気のイケメン・一ノ瀬蓮を遠くから眺めては楽しむ毎日を送っていました。ある日、同じ中学だった同級生・是永大樹(これながだいき)と付き合っているのかと聞かれた仁菜子は、一緒にいると楽しくてイイ奴だと伝えると、「それは大樹のことが好き」ってことだよと言われ、なんとなく納得してしまいます。もしかして自分は大樹に恋しているのかも…と考えるようになった仁菜子。しかし、電車の中で蓮と話すようになると、蓮のことが好きだとハッキリ気付かされます。
【作品情報】作者は、『アオハライド』『思い、思われ、ふり、ふられ』『サクラ、サク。』などを手掛けた咲坂伊緒。かわいい絵柄で高校生の恋愛模様をいきいきと描いた本作は、集英社『別冊マーガレット』にて連載し、全10巻で完結しました。その人気から実写映画化もされた、集英社『コバルト文庫』から小説版も発売されています。
【おすすめするポイント】「好き」という気持ちすらわからなかった仁菜子が蓮と出会い、本当の恋を知っていく様子が初々しくてキュンキュンします。蓮に告白するもあっさり断られてしまいますが、それでも一途に蓮を思い、片思いを貫く姿はまさにラブストーリーの王道。仁菜子のことが気になっている大樹が、どうアプローチするのかも気になるところ。甘酸っぱい青春を思い出してドキドキしたい人におすすめです。
【あらすじ】高校3年生の小松奈々は恋多き女の子で、妻子のある男性と付き合っていました。本気で彼を愛していた奈々ですが、彼が東京に転勤になったことを機に別れることに。親友・淳子とともに地元の美術学校に進学した奈々は、キャンパスライフを楽しむと決意。さっそく淳子の友達・遠藤章司と、章司の友人・高倉京助を交えて4人での飲み会を開催します。章司は奈々のことが気になりますが、奈々は男友達としか見ておらず、元彼を忘れるために新しい恋を探すと宣言する始末。
【作品情報】作者は『Paradise Kiss』『ご近所物語』『天使なんかじゃない』などを手掛けた矢沢あい。集NANAという名前の2人の少女の交流を描いた本作は、集英社『Cookie』にて連載されましたが、現在(2023年6月15⽇時点)は作者療養のため休載中です。コミックスは21巻まで発売されており、アニメ化や実写映画化も果たしました。2019年には累計部数は5,000万部を超えた超人気作品です。
【おすすめするポイント】恋人を追って上京する小松奈々と、ミュージシャンになる夢を追って上京する大崎ナナ。新幹線で出会った個性の異なる2人の少女が、恋と未来をつかみ取っていく成長物語です。2人とも大好きな彼氏を想い続けており、特にナナの「自分だけを見てほしい」という気持ちが痛いほど伝わってきます。2人を取り巻く様々な人達の心情も細かく描かれているので、読む年代によってキャラクターへの印象が変わるはず。時代を超えて、何度も読み返したくなる作品です。
【あらすじ】アメリカ育ちの女子高生の芦屋瑞稀(あしやみずき)は、憧れの走高跳選手・佐野泉に会うために、泉が通う全寮制の男子校に性別を偽って転校することに。運良く泉と同じクラスになれた瑞稀は、さっそく泉へ「好きです。お友達になってください」と伝えますが、ゲイと勘違いされて拒否されてしまいます。諦めずに友達になろうと迫る瑞稀に、泉は走高跳をやめてしまったことを告白。なんとか泉が跳ぶ姿をもう一度見たい瑞稀は…?
【作品情報】作者は『夢みる葉っぱ』『シュガープリンセス』『ミッシング・ピース』『ももももっと!』などを手掛けた中条比紗也。白泉社『花とゆめ』にて連載されたのちに全23巻(愛蔵版は全12巻)で完結しました。2017年1月時点の累計発行部数は1,700万部を超え、日本では2回も実写ドラマ化され、台湾版ドラマや韓国版ドラマも制作された大人気作品です。
【おすすめするポイント】男子校で寮生活を始めた瑞稀ですが、無鉄砲な性格と身体能力の高さのせいか、意外と正体がバレずにストーリーが進んでいきます。ただ、やっぱり瑞稀は女の子。イケメンな泉の寝顔にドキドキしてしまうことも。走高跳選手としての憧れだけでなく、恋心が芽生えてしまった瑞稀は、どこまで泉に正体を隠し通せるのか…? 原作とテレビドラマの設定が微妙に違うので、ドラマ版を見た人も楽しめます。
【あらすじ】本田透(ほんだとおる)は、女手ひとつで育ててくれた母親を事故で亡くし、山でテント暮らしをしている女子高生。ある朝、テントの近くに家が建っているのを見つけた透は、その家で眉目秀麗な学校の王子様・草摩由希(そうまゆき)と遭遇し、草摩一族の土地だったことが判明します。ある日、土砂崩れでテントをなくした透は、家事をすることを条件に草摩家へ居候することに。この草摩一族には、十二支にまつわる特殊な秘密があるようで…。
【作品情報】作者は『僕が唄うと君は笑うから』『幻影夢想』『翼を持つ者』などを手掛けた高屋奈月。白泉社『花とゆめ』にて連載されたのち、全23巻で完結済です。2018年11月には全世界で累計3,000万部以上を売り上げ、テレビアニメ化や舞台化もされました。20年以上前の作品ながら、現在も全く色あせない魅力を放つ名作!
【おすすめするポイント】美形ぞろいの草摩家の男性達は、異性に抱きつかれると動物に変身してしまうという特異体質の持ち主。変身した姿はどれもかわいらしくて、思わずニヤニヤしちゃいます。天然な透の性格もあってコメディのように見えますが、実は深みのあるストーリーで泣かされることもしばしば。登場キャラクターが多いので、それぞれの恋心が交差し、誰と誰がくっつくかが気になってしまう作品です。
【あらすじ】高校1年生の小石川光希(こいしかわみき)は、ある日突然、両親から笑顔で離婚宣言されてビックリ。なんと、旅行で意気投合した松浦夫妻と、お互いにパートナーを交換して再婚するといいます。しかも、松浦夫妻の息子・遊と6人で一緒に住もうと提案されます。両親を止めようとしますが、光希以外は賛成のようで、しぶしぶ同居を認めることに。しかも、遊は光希の学校へ転入してきて、家でも学校でも一緒に過ごすことになります。
【作品情報】作者は、『ハンサムな彼女』『ウルトラマニアック』『君しかいらない』『キャラメル シナモン ポップコーン』などを手掛けた少女漫画のヒットメーカー・吉住渉。本作は集英社『りぼん』にて連載後、全8巻で完結しています。シリーズ累計1,000万部突破の売り上げを記録し、テレビアニメ化や実写映画化もされた人気作品で、海外(台湾)でも実写ドラマが制作されました。
【おすすめするポイント】いきなり両親同士が再婚し、さらに2家族で同居するというぶっ飛んだ設定が面白い! 好きな人がいる光希は、身近にいるイケメンの遊には興味を示しません。しかし、一緒に過ごす時間が増えて遊の優しさに気付き、光希は次第に惹かれていきます。遊も光希のことが気になる様子なので、この三角関係を最後まで見届けたくなるのでは? 30年以上前の作品ですが、王道ラブコメなので今でも楽しく読める作品です。
【あらすじ】吸血鬼の父と狼女の母をもつ少女・江藤蘭世(えとうらんぜ)は、何の能力もない中学生の女の子。ちょっと不良っぽい同級生・真壁俊に片想い真っ只中です。積極的に真壁にアピールする蘭世に、恋のライバル・神谷曜子はあの手この手で嫌がらせをしてきます。ある日、曜子から「真壁は自分のフィアンセだ」と聞かされ、逆上した蘭世は思わず彼女の喉元に噛みついてしまいます。次の瞬間、なんと蘭世は曜子の姿に変身! ついに蘭世の能力が開花したのか…?
【作品情報】作者は『おしえて菜花』『ifの額縁』『めちゃんこ教室』など、多くの人気作品を手掛けてきた池野恋。集英社『りぼん』で連載され、全30巻+完結編『星のゆくえ』で完結しました。テレビアニメ化も果たし、2021年3月にはシリーズ累計3,000万部を超えた大ヒット作品となり、2021年からは『Cookie』(集英社)にて、続編『ときめきトゥナイト それから』が連載されています。
【おすすめするポイント】元気いっぱいの蘭世がと恋のライバル曜子のやりとりが面白く、冒頭からラブコメ感が全開です。俊も不良っぽいクールなイケメンでカッコイイ! 変身能力を身につけた蘭世が、どうやって俊との距離を縮めていくのかが見どころ。蘭世と家族との強い絆を描くエピソードも多く、連載開始から40年が経った今でも、ジーンとさせられる名作です。
【あらすじ】1話目の主人公は高校1年生の由麻で、彼女は毎朝、通学電車のチカンに悩まされていました。そんな彼女を守るべく、同級生のスワがボディガードとして一緒に通学し始め、いつしか2人は付き合い始めるように。ある日、由麻は通学電車に生物教師の梶間も乗っていることを発見し、梶間のことが気になっていたことに気づきます。帰りの電車で一緒になった梶間と話すうちに、由麻の気持ちは梶間に傾いていき、スワと別れようと決心。しかし、梶間には婚約者がいることが判明します。
【作品情報】作者は『あなたのことはそれほど』『おやすみカラスまた来てね。』などで知られるいくえみ綾。集英社の『Cookie』で連載し、全13巻で完結済です。2009年には第33回「講談社漫画賞 少女部門」を受賞し、2013年には実写映画も公開されました。様々な女の子達の恋愛模様を描いたオムニバス形式の作品です。
【おすすめするポイント】1冊に何人かの女の子達が登場するオムニバス形式で、どの話も彼女達の揺れ動く恋心が細かく描かれています。意外と自分の恋心に気付いていなかったり、彼女になりたいわけではなく今の友達関係を崩したくないと悩んだり、10代の恋愛あるあるが満載。2話目のカンナ編は映画のベースにもなっており、最終巻ではカンナの成長も描かれているので、ぜひ最後まで読んでください!
【あらすじ】貧乏少女・牧野つくしは、玉の輿に乗ってほしいという母親の願いを聞いて超名門高校に入学することに。この学校は4人の御曹司たちによって結成された「F4(Flower 4:花の四人組)」が牛耳っており、F4に歯向かえばただでは済みません。ある日、つくしは友達をかばってF4のリーダー・道明寺司に宣戦布告されます。さっそく生徒たちから陰湿ないじめを受けるようになり、つくしは司の策略で男子生徒達に襲われそうに。そんなつくしを助けたのは、こともあろうかF4の1人・花沢類でした。
【作品情報】作者は『花のち晴れ~花男 Next Season~ 』『まつりスペシャル』『キャットストリート』などで知られる神尾葉子。集英社『マーガレット』に連載し、全37巻で完結済です。テレビアニメやアニメ映画、さらに実写ドラマが日本や台湾で制作され、「花男(はなだん)」ブームを巻き起こし、2018年4月には累計発行部数が6,100万部を超え、ギネスにも登録されました。
【おすすめするポイント】F4の卑劣なイジメに耐えられず退学する生徒もいる中で、つくしは果敢に立ち向かい、やられたらやり返します。ハッキリと正論を叩きつけるつくしを見ていると、スッキリすること間違いなし! F4のリーダー・司は、思い通りにならないつくしのことを気になるようになりますが、つくしは、物静かでミステリアスな類のことが気になる様子。3人の恋の行方が気になって、一気読みしたくなる作品です。
【あらすじ】白城リサ(しらぎりさ)は、恋に憧れて田舎から上京し、大学デビューした女子大生。モテ期を迎えたものの、内気なリサは男性からのお誘いを断りっぱなしで、いつの間にか「高値の花」と呼ばれていました。ある日、リサは街中でしつこいナンパ男に絡まれて大ピンチ。そこへスーツを着たイケメン男子・深見宏斗(ふかみひろと)が現れて、スマートにナンパ男を追い払い、リサを食事に誘います。酔ってレストランで寝てしまったリサが目覚めると、そこは宏斗の家でした。
【作品情報】作者は『夢恋 -密約からはじまる-』『姫とナイトと、となりの私。』などで人気の朱神宝。小学館『Cheese!』にて連載中で、現在(2023年6月16日時点)22巻まで発売されています。2019年に実写ドラマ化を果たし、2023年5月には累計発行部数が1,000万部を超えた人気作となりました。恋に不慣れな女の子のシンデレラストーリーです。
【おすすめするポイント】男性とのお付き合いに慣れていない女子大生のリサと、大人でイケメン社長の宏斗が恋に落ちるシンデレラストーリー。リサは美人で性格が良く、そのうえイケメンで優しい宏斗に溺愛されてうらやましい…! ドロドロした展開もないので、最後まで楽しく読み進められます。とにかく甘々なラブストーリーが読みたい人におすすめの作品です。
【あらすじ】野々村花は、一般庶民の家庭で育った16歳の女子高生。7つ年上の姉に見合い話が来たが、姉が断固として断ったため、代わりに花がお見合いをすることに。相手は天下の大財閥・鷹羽グループの御曹司・才原高嶺(さいばらたかね)で見た目もイケメン。しかし、高嶺の横柄な態度に、花はブチ切れてしまいます。破談になったと思いきや、高嶺は花を気に入ったようで花束を持って参上! 負けず嫌いで面倒くさい高嶺ですが、いつしか花は会うのを楽しみにするようになります。
【作品情報】作者は『多聞くん今どっち!?』『Unknown(アンノウン)の魔導書』などで人気の師走ゆき。白泉社の『花とゆめ』に掲載し、全18巻で完結済です。日本出版販売が主催する「全国書店員が選んだおすすめコミック2016」で9位にランクインし、根強い人気を獲得。2019年には動画配信サービスにて実写ドラマが制作されました。
【おすすめするポイント】お金持ちで高学歴の御曹司と、一般庶民家庭の女の子の典型的なシンデレラストーリー。高飛車でツンデレな高嶺と、ストレートに物を言う花のやりとりが面白い! 甘すぎずギャグが効いているので、笑いながらどんどん読み進めてしまいます。しかし、ストーリー中盤には高嶺に大きな問題が発生し、2人は窮地に追い込まれることに。2人がどう乗り切っていくのかが見どころです。
【あらすじ】花澤日奈々(はなざわひなな)は真面目で規則正しい日々を送る女子高生。日奈々の夢は、イケメンとお付き合いしておとぎ話のような恋をすること。そんなある日、奈々の高校で映画撮影が行われ、超絶イケメン俳優・綾瀬楓(あやせかえで)が来るとの情報が。日奈々も映画のエキストラに抜擢され、楓と2人きりで話すチャンスが到来! お近づきになれるかと思いきや、楓が発した言葉があまりにも予想外で日奈々はドン引きしてしまいます。
【作品情報】作者は『近キョリ恋愛』『きょうのキラ君』などで人気のみきもと凜。講談社『別冊フレンド』に連載し、全12巻で完結しました。2019年と2020年の「講談社漫画賞 少女部門」にノミネートされた人気作品で、2019年には実写映画化も果たしました。「お尻」から始まるイケメンアイドルと普通の女子高生のラブストーリー。
【おすすめするポイント】「アイドルとステキな恋をしたい!」という妄想を叶えてくれるシンデレラストーリーですが、本作のアイドル・楓と出会いは、日奈々が思い描いていたようなおとぎ話とは程遠く、お尻を見られてしまったことから始まります。アイドルっぽくない楓の言動に日奈々も惹かれていき、2人は付き合い始めることに。しかし、会いたいときにいつでも会えるわけではなく、アイドルとの恋愛は大変なことばかり…。それでもゆっくりと愛を育んでいく2人にキュンキュンしちゃう作品です。
【あらすじ】斎森美世(さいもりみよ)は、超常的な力を持つ異能者の家系に生まれた少女。2歳の時に母親を亡くし、父親と継母、異母妹の香那(かや)と暮らしていました。美世は異能の力を受け継がなかったため、継母や香那から虐げられ、使用人のように扱われる日々。美世が19歳になった時に、父親は香那に婿を取って跡取りにすると宣言し、美世は異能家系の中でも名家・久堂家へ嫁ぐことに。しかし、結婚相手の清霞(きよか)は、今まで何人もの婚約者が三日と持たずに逃げだしたという噂のある人で…。
【作品情報】原作者は『わたしの幸せな結婚』や『宮廷のまじない師』シリーズの顎木あくみ、作画は『プラネットガーディアン』の高坂りと、キャラクター原案は『龍神様と巫女花嫁の契り』の月岡月穂です。スクウェア・エニックスの『ガンガンONLINE』に連載中で、現在(2023年6月16日時点)4巻まで発売。テレビアニメ化や映画化もされた異世界系のラブストーリーです。
【おすすめするポイント】父親から愛されず、誰にも必要とされずに育った美世は、言われるままに久堂家に嫁ぐしか生きる道がありませんでした。しかも、相手は「私の言うことに絶対に従え」と言い放つ冷酷な清霞。控えめながらも清霞へ思いやりの気持ちを見せる美世を見て、清霞は次第に興味を持つようになり、お互いに好意を持つように。「美世を幸せにしてあげて!」と清霞に言いたくなっちゃうかも。しかし、2人の結婚に反対する人の登場で、すんなりゴールインとはいかない様子。「身分違い」がテーマになってるラブストーリーが好きな人におすすめの一冊です。
【あらすじ】女子大生のユリは、勝ち気で好奇心旺盛な女子大生。彼氏を探しに友人とホームパーティーに参加したユリは、男達からドラッグの使用を強要され、椅子を振り回して抵抗します。そこへ桜夜組の若頭・桜夜才臣(おうやとしおみ)が現れ、男達を回収。才臣はユリに自分のコートをかけて名刺を渡し、また絡まれたらこの名刺を見せるようにと伝えます。後日コートを返却するために組を訪ねたユリは、いきなり才臣に口説かれてドキドキ。違う世界の人だとわかっていながらも、才臣の優しい笑顔に惹かれていきます。
【作品情報】作者は『恋と弾丸』シリーズや『薔薇と殺し屋』『社会人のカレ。』『スイートマリッジ』などで知られる箕野希望。小学館の『プレミアCheese!』と『Cheese!』に連載し、全12巻で完結済です。2022年には実写ドラマにもなり、2022年11月には累計発行部数が500万部を超える人気作品となります。イケメンヤクザと女子大生の甘く危険なブストーリーです。
【おすすめするポイント】ヤクザの若頭である才臣は、ユリと一緒にいる時はいつも「今日が最後かもしれないから」と、全身で愛します。2人でいる時の甘々な態度と、普段の冷静沈着な態度のギャップがたまりません! 才臣がユリだけに見せる嫉妬深さや弱くて可愛らしい一面と、それを受け止めてどんどん強く美しくなっていくユリのコントラストも見どころ。スリリングな恋愛をしてみたい人におすすめ。
【あらすじ】中学生の吉岡双葉(よしおかふたば)は、ガサツで乱暴な男子が苦手です。しかし、となりのクラスの田中洸(たなかこう)だけは、他の男子と違って全然平気。学校帰りに2人で雨宿りをした時に、双葉は洸と一緒に夏祭りへ行く約束をします。ところが当日、時間を過ぎても洸は現れず、2学期になってから洸が転校していったことを知ることに。何も伝えることができずに、双葉の初恋は終わってしまいました。時は過ぎ、高校生になった双葉は、なんと校内で洸に再会! しかし、あの頃の雰囲気とは違っていて…。
【作品情報】作者は『ストロボ・エッジ』『サクラ・サク』『思い、思われ、ふり、ふられ』などを描いた咲坂伊緒。集英社の『別冊マーガレット』に連載し、全13巻で完結しました。テレビアニメの他、実写ドラマや実写映画も制作され、2023年6月には累計発行部数が1,300万部を超える大人気作品となりました。初恋の相手を忘れられない女の子のラブストーリーです。
【おすすめするポイント】高校で再会した時に、中学時代は両想いだったことが判明し、あの頃に戻れると喜ぶ双葉。しかし、洸は名字も変わり、あれは昔の話だと冷たく言います。それでも双葉は変わってしまった洸を嫌いにはなれません。好きなのにすれ違う2人を見ていると、もどかしく感じるかも。さらに、洸を狙う女子や双葉にアプローチする男子も登場するので、最後までストーリーから目が離せません!
【あらすじ】高校1年生の日生ほたる(ひなせほたる)は、隣のクラスのイケメン男子・花野井颯生(はなのいさき)がカフェで女の子に振られている所に出くわします。公園で雪の中で一人座る颯生に傘を貸したほたるに、後日颯生は突然告白してきます。まだ、恋をしたことがないほたるは戸惑いますが、花野井のことが嫌いではないので期間限定で付き合ってみることに。颯生は好きな人にとことん尽くすタイプで、愛が重すぎるという理由で何度もフラれてきた様子。ほたると颯生は大丈夫か…?
【作品情報】本作は『おはよう、いばら姫』『マイ・フェア・ネイバー』『ライオンちゃんとチワワくん』などで知られる森野萌。講談社の『デザート』にて連載中で、現在(2023年6月19日現在)13巻まで発売しています。2023年6月には累計発行部数が380万部数を超え、2024年にはテレビアニメ化も決定している人気作品です。
【おすすめするポイント】人を好きになるということを知らなかったほたると、ほたるの全てを独占したいと思うほど一途に愛する颯生の不器用で真っ直ぐなラブストーリー。颯生はちょっとヤンデレ気質っぽくもありますが、そんな颯生へ一生懸命に応えようとするほたるが健気でかわいい! 2人が小さい頃の胸キュンエピソードや、新たな女の子の登場などによるドキドキハラハラなストーリーもあり、読みごたえ抜群。
【あらすじ】カフェやコンビニもない田舎町でのんびりと暮らしていた与謝野すずめ(よさのすずめ)は、父親の国外転勤を機に東京の叔父の家で暮らすことに。東京に着いた早々迷ってしまったすずめは、知らない男性に声を掛けられて一目散に逃げ出します。叔父の家にたどり着けないすずめは疲労のあまり目が回り、その場で倒れてしまいます。目が覚めるそこは叔父さんの家。さらに、そこにはさっき声を掛けてきた男性が。翌日、転入した学校へ登校すると、昨日の男性がすずめの担任・獅子尾五月(ししおさつき)として現れます。
【作品情報】作者は『麗しの宵の月』や『椿町ロンリープラネット』、『シュガーズ』などの話題作でお馴染みのやまもり三香。集英社の『マーガレット』に連載し、全12巻で完結済です。2017年に実写映画化され、「女子中高生の初恋のバイブル」とも呼ばれるほどの人気を博しました。教師に恋する女子高生のピュア恋を描いた作品です。
【おすすめするポイント】三つ編みで大人しい素朴な女の子のように見えるすずめですが、前の学校ではホームルームをさぼったり、初めての校内をずんずん歩くようなマイペーな一面も。それでも、学校に馴染めるかを不安に思っていました。そんな時に、あれこれ気に掛けてくれるイケメンがいたら、好きになっちゃうのも無理はない! 教師の五月に好意を寄せるすずめに、隣の席のこれまたイケメン・馬村大輝(まむらだいき)が絡んできて、読んでる方もドキドキしちゃいます。
【あらすじ】糸瀬雪(いとせゆき)は、かわいいものが大好きな女子大生。聴力に障害があって耳が聞こえません。ある日、雪が電車で外国人に話しかけられて困っていると、大学の先輩・波岐逸臣(なぎいつおみ)が助けに入ります。逸臣の自然な対応が新鮮で嬉しくてもう一度会いたいと雪が思っていると、逸臣のバイト先を知っていると友人が教えてくれました。逸臣とあれこれ話をするようになった雪は、自分が彼に恋していることに気づきます。
【作品情報】作者は『日々蝶々』や『ショートケーキケーキ』などの少女漫画で知られる森下suu。講談社の『デザート』にて連載中で、現在(2023年6月19日時点)8巻まで発売されています。2021年にミュージカルが上映され、2023年3月には累計部数が300万部を超える人気作となりました。耳の聞こえない女子大生の恋愛を描いた学園ラブストーリーです。
【おすすめするポイント】ピュアな雪とクールな逸臣の対比にキュンキュンしちゃう作品。逸臣のことを考えている雪の表情が豊かでとてもかわいらしく、一緒になって一喜一憂してしまいたくなるかも。一方、普段は感情が顔に現れない逸臣でしたが、手にキスしたり抱きしめたりと雪に対する好意を態度で表すようになります。そんな逸臣にドギマギしている雪を見ていると、自然とニヤけてしまうはず。
【あらすじ】小学6年生の望月夏芽(もちづきなつめ)は、人気モデルとして東京で活躍していましたが、父の都合で急遽田舎町へ引っ越すことに。東京での暮らしが恋しい夏芽は、田舎での暮らしに早くもうんざりします。ある夜、夏芽が1人で海を見ていると、海から少年が上がってきました。彼は夏芽と同級生の長谷川航一朗で、大地主の跡取りということもあり、クラスでも一目置かれる人気者。クラスに馴染めなかった夏芽は、航一朗と話すようになり、次第に惹かれていきます。
【作品情報】作者は『ダンス・ダンス・ダンスール』『テケテケ★ランデブー』など女性向けマンガを得意としているジョージ朝倉。講談社出版の『別冊フレンド』で連載し。17巻で完結済です。2016年には実写映画が公開され、映画版の小説も発売されました。10代の繊細な心理と成長をリアルに描いた青春ラブストーリーです。
【おすすめするポイント】恋愛や友達、家族などが思い通りにいかない10代の少年少女達が、苦悩しながら成長していく様子がリアルに描かれており、今10代の人はもちろん、かつて10代だった人も「あの頃は自分もそうだったな…」と共感できる作品。小学生時代からお互いに好意を持っていた夏芽と航一朗は、中学生時代になると進展し、夏芽は恋もモデルの仕事も順調そのもの。しかし、ある事件をきっかけに、2人は別れを選ぶことに…。予想外のストーリー展開が続くので、あっという間に引き込まれてしまうでしょう。
【あらすじ】高校に入学したばかりの高橋七美(たかはしななみ)は、楽しい学校生活を送ろうと意気込んでいました。同じクラスには、「女子の3分の2が必ず恋に落ちる」というモテ男の人気者・矢野元晴がいて、女子達はソワソワ。しかし、七美は元晴との初めての会話で意地悪をされ、元晴のことを興味がないどころか嫌ってしまいます。とは言え、クラスメイトとして普通に話すようになり、いつしか七美は元晴が気になる存在に。そんな時に、七美は元晴の辛い過去を聞いてしまいます。
【作品情報】作者は『SWEET トロけちゃう恋物語』などを描き、恋愛マンガのジャンルを得意としている小畑友紀。小学館の『ベツコミ』に連載し、全16巻で完結済です。2006年にはテレビアニメが放映され、2012年3月に実写映画が公開されました。なお、同年同月の累計発行部数は1,200万部を達成。意地悪なクラスのモテ男子にちょっとドキドキしてしまうピュア恋ストーリー。
【おすすめするポイント】最初の印象が最悪で「気に食わないヤツ」と思っていても、一緒に過ごすうちに好きなっていくという王道のラブストーリー。元晴は亡くなった恋人を忘れられずにいたのですが、そんな元晴の心を七美の明るさが救っていき、2人の距離は少しずつ近づいていきます。本作のストーリーは奥が深く、ラストも含めて影のあるエピソードも多いのが特徴。泣ける恋愛漫画が好きな方におすすめです。
【あらすじ】黒沼爽子(くろぬまさわこ)は、真っ黒な長い髪と白い肌、陰気な性格から「貞子」というあだ名をつけられている15歳の女の子。本人も怖がられていることを気にしていて、不快感を与えないように、毎日気を遣っていました。そんな爽子に、唯一分け隔てなく接してくれるのがクラスの中心的人物の風早翔太(かぜはやしょうた)。爽子は彼みたいな爽やかな人になりたいと憧れていました。翔太と話すようになった爽子は、夏休みの肝試しをきっかけに急接近…!
【作品情報】作者は『CRAZY FOR YOU』『日が暮れても歩いてる』『オレンジアパート』などで知られる椎名軽穂。集英社『別冊マーガレット』で連載し、全30巻で完結済です。連載終了後、本作のシリーズとして『君に届け 番外編〜運命の人〜』も描かれました。本作はテレビアニメや実写映画、さらにゲームも制作された人気作品となり、2023年4月には累計発行部数が3,600万部を超えています。
【おすすめするポイント】名前とは裏腹に見た目が陰気な雰囲気が漂う爽子ですが、クラスの雑用を進んで引き受けたりする前向きで努力家な性格。クラスメイトはそのことに気づいていませんが、翔太だけは彼女の内面をしっかりと見てくれていました。自分のことを気にかけてくれる翔太に対して、爽子は憧れや尊敬の気持ちを抱きますが、翔太は本気で爽子のことを好きな様子。2人の気持ちがいつ通じ合うのかが気になって、つい読み進めてしまう作品です。
【あらすじ】水谷雫(みずたにしずく)は、淡白で冷静な性格で、勉強に精を出して将来は高収入を得ることだけを考えている高校生の女の子。ある日、雫は欠席しているクラスメイトの吉田春(よしだはる)へプリントを届ける役目を頼まれます。春は入学初日に流血事件を起こしたため、クラスでも怖がられている存在。しかし、実際に会ってみると、言動は乱暴ですが寂しがり屋なイケメン男子でした。友達認定した雫に説得され、春はついに勇気を出して登校します。
【作品情報】作者は『僕と君の大切な話』『ボーイ×ミーツ×ガール』などで知られるろびこ。講談社『デザート』で連載し、全13巻で完結しました。第34回(平成22年度)講談社漫画賞少女部門にもノミネートされた人気コミックで、テレビアニメやWebラジオが放送され、実写映画も公開されました。隣の席の長問題児との友情と恋を描いたラブコメです。
【おすすめするポイント】春はカッとなると女子にも手を上げる乱暴者ですが、中身は純粋な性格のワンコ系イケメン男子。友達認定された雫は懐かれてしまい、学校に復帰した春の世話を焼くことに。おかげで勉強が捗らずストレスが溜まっていきますが、春が雫のことを大事に想っていることが分かり、春を見るとドキドキするようになります。恋だと気付いていない雫と、異性として雫のことが好きだと言う春のすれ違いが、もどかしくてヤキモキしちゃう作品です。
【あらすじ】有栖川鈴(ありすがわすず)は、祖父にから大切に育てられた箱入り娘。高校生になった今も門限が18:00で、休みの日は祖父と将棋をするのが楽しみという古風な女の子です。ある日、急いで電車に乗り込もうとしていた鈴は、イケメン男子に助けられます。恋に奥手な鈴は、彼の名前も聞かずにそのまま帰宅。後日、同級生にだまされて参加させられた合コンで、あの時の彼に再会! 鈴の話に興味を示してくれる彼に、鈴は少しずつ惹かれていきます。
【作品情報】作者は『うちの弟どもがすみません』『ハル×キヨ』などで知られるオザキアキラ。なお、以前は尾崎あきらのペンネームで活動しており、『オオカミとミツバチ』や『太田川純情ラバーズ』なども描いています。本作は集英社『別冊マーガレット』で連載され、全9巻で完結済。掲載誌の付録としてドラマCDが制作された際に、本作が収録されました。
【おすすめするポイント】恋愛慣れしていない鈴ですが、自分を受け入れてくれる優しい男性といつか運命的な出会いがあると信じていました。そんな鈴が出会ったのは、ぶっきらぼうだけど優しくてイケメンな野宮。恐る恐る野宮と話すようになった鈴は、いつの間にか野宮と過ごす時間を楽しいと思うように。友達に「それが恋だ」と言われて初めて気づくほど奥手な鈴がかわいい! 王道のラブコメが好きな人におすすめです。
【あらすじ】市原由奈(いちはらゆな)は、絵本に出てくる王子さまが初恋の相手という夢見がちな高校1年生の女の子。引っ越して行く友達を見送りに駅へ行く時に、王子様のようなイケメン男子を見かけます。駅に着くと、山本朱里(やまもとあかり)という少女から電車代を貸してほしいと頼まれ、話してみると朱里は由奈と同じ高校の同級生で、同じマンションに住んでいることが判明。しかも、あの王子様のようなイケメンも同じ学校の生徒で、由奈の弟・理央だと分かり、由奈はドキドキ…。一方、朱里は由奈の幼馴染・乾和臣(いぬいかずおみ)が気になっているようです。
【作品情報】作者は『アオハライド』『君ばっかりの世界』などで人気の咲坂伊緒。集英社『別冊マーガレット』で連載し、全12巻で完結しました。2018年に第63回「小学館漫画賞 少女向け部門」を受賞し、2020年7月には累計発行部数が550万部を突破。さらに同年、実写映画とアニメ映画が公開されています。2人の女子高生が恋に友情に奔走する青春ストーリー。
【おすすめするポイント】夢見がちでおっとりした由奈と、明るく行動的な朱里という正反対なヒロインの恋を描いたラブストーリー。2人が想う相手が、それぞれがよく知る人物なので、上手く行きそうに思えますが、理央は好きな人がいるようで由奈の恋は前途多難…。一方、朱里は和臣と順調に距離を縮めていき、いい雰囲気に。ごく普通の高校生たちのピュア恋をじっくり堪能できる名作です。
【あらすじ】石森羽花(いしもりうか)は、無口で無表情、さらに鈍臭い高校1年生の女の子。中学時代は「石」というあだ名で呼ばれていじめられていましたが、高校入学を機に変わりたいと思っています。羽花がこの高校を選んだのは、中学の時に声をかけてくれた男の子・三浦界(みうらかい)に会うため。彼の一言で羽花は、自分を変えたいと思えるようになったのです。羽花と界は偶然にもクラスメイトとなり、界と話すたびに羽花は勇気をもらって少しずつ前向きな行動を取るように変わっていきます。
【作品情報】作者は『不可思議クローゼット』や『妄想シンデレラ』などで知られる村田真優。集英社『りぼん』にて連載中で、現在(2023年6月18日時点)22巻まで発売されています。集英社『セブンティーン』の「読者が選ぶ好きな少女マンガ&実写化してほしいマンガランキング」で1位に選ばれ、2021年には実写映画が公開。2023年3月には累計部数が1,100万部を超えた大人気作品となりました。
【おすすめするポイント】界と出会った羽花は、前向きになって学校生活を楽しめるようになり、界とは秘密を共有したりしてちょっといい雰囲気に…。憧れの界と近づけて嬉しくなる羽花ですが、界の元カノを見て自分では界と釣り合わないと落胆。好きだけど好きと言えない羽花の切ない気持ちに、ホロリときちゃいます。淡い青春ラブストーリーとはいえ、主人公のキャラクターが魅力的に描かれているので、大人でも十分に楽しめる作品です。
【あらすじ】高校1年生の春名優羽(はるなゆう)は、誰もが認める美少女で男子からもモテモテ。しかし、優羽は幼馴染の和泉凛(いずみりん)から幼い事から罵倒されてきたため、自分に自信が持てずにいます。一方の凜はずっと昔から優羽のことが大好きで、優羽を虐めるのは愛情の裏返し。優羽も凜に密かに想いを寄せていて、嫌われたくないがために、言われた通りに頑張ってしまう始末。ちょっといびつな2人の恋はどうなっていくのか…?
【作品情報】本作の作者は『恋するレイジー』『ダーリンマニアック』『恋するみつば』などで知られる星森ゆきの。小学館の『Sho-Comi』で連載し、全11巻で完結しました。2017年の『LINEマンガ』で「コミック&無料連載人気ランキング 少女部門」にて月間1位を獲得し、2018年には実写映画が公開されました。
【おすすめするポイント】幼い頃から凜に嫌われないように努力をするネガティブ思考女子の優羽と、優羽のことが大好きなのに素直になれずいじめてしまう凜。優羽のことを好きすぎて、凜はちょっとヤンデレに見えることも…。どうしても優羽と付き合いたい凜は、優羽にニセの彼女役を依頼することに。優羽にとっても嬉しすぎる提案だったのですが、普段とは違う凜にとまどってしまいます。ちょっと面倒な2人の結末が気になって、一気に読みたくなる作品です。
【あらすじ】高校生の橘めいは、友達も彼氏もいない16歳の女子高生。小学校時代にクラスで飼っていたウサギが急死した時に、友達に濡れ衣を着せられてから人間不信になり、高校生になってもクラスメイトとも口を利かずに過ごしていました。ある日、男子にちょっかいを出されためいは、誤って学校一のイケメン・黒沢大和に回し蹴り! 蹴られた大和はまいを気に入り、友達だと言って携帯番号を渡します。電話するつもりはなかっためいですが、バイト先の客にストーカーされていることに気づき、大和へ電話で助けを求めます。
【作品情報】作者は『Sweets day.』『ラブカプセル』『ごきげんよう、小春さん』『ラブストーキン!』など多数の人気作品を手掛けた葉月かなえ。講談社の『デザート』にて連載し、全18巻完結済です。テレビアニメや実写映画、モバイルゲームも制作され、2022年7月には累計発行部数が970万部を突破しました。
【おすすめするポイント】地味な女の子が、グイグイ迫るイケメン男子にとまどいながらも惹かれていくラブストーリー。ストーカーから助けるためとは言え、出会って数日での大和からサラッとキスをされためいはドキドキが止まりません。それ以来、大和のことが気になっていきますが、相手は学校一のモテ男子。元カノやアプローチをかける女の子を見てモヤモヤします。素直に「好き」と言えない不器用さん達ならきっと共感できるはず!
【あらすじ】女子高生の岡村ニノンは、肩にいつもオウムを乗せている地味で変わり者。そんな彼女の隣の家は、学校で一番人気者のイケメン男子・吉良ゆいじが住んでいました。ある日、ニノンは、母親からゆいじの余命があと1年だと聞かされます。翌日からニノンはゆいじを意識するようになり、2人は少しずつ話をするように。ある日、ゆいじが孤独で押しつぶされそうになっていることを知ったニノンは、これからの365日を共にすると宣言します。
【作品情報】作者は『午前0時に、キスしに来てよ』『稲妻とロマンス』『近キョリ恋愛』などでお馴染みのみきもと凛。講談社の『別冊フレンド』に連載し、全9巻で完結しました。2017年には実写映画も制作され、同時に映画の小説も発売しています。大きな秘密を抱えるイケメン男子と地味女子の甘く切ない青春ラブストーリーです。
【おすすめするポイント】孤独でオウムのオカメ先生以外に友達がいないニノンと、病気で余命1年の宣告をされたゆいじを中心に、かけがえのない日々を繊細に描いたラブストーリー。強がりながらも不安でいっぱいのゆいじが、たびたび泣く様子に胸を締め付けられます。2人の距離はぐっと近づきますが、ゆいじのファンであり友人の矢部はニノンを敵視。波乱や予想外の展開が待ち受けているので、最後まで一気に読んでしまう作品です。
【あらすじ】小野つばさの夢は、甲子園で応援する白翔高校のブラスバンド部でトランペットを吹くこと。無事白翔高校に入学し、さっそく入部します。しかし、白翔高校は吹奏楽部の名門校なので、初心者のつばさはレベルの高い練習についていけず落ち込む日々。野球部に入部したクラスメイトの山田大介は、そんなつばさを励ましてくれます。甲子園で大介が打席に立ち、つばさがトランペットを吹いて応援している姿を夢見て、2人は練習に励みます。
【作品情報】本作の作者は『太陽よりも眩しい星』や『素敵な彼氏』、『先生!』などを描いた河原和音。集英社の『別冊マーガレット』にて連載し、全19巻で完結済です。2021年8月に累計発行部数が400万部を記録し、ラジオドラマや実写映画も制作されました。ブラスバンドの名門校でトランペットと恋に打ち込む女の子の物語です。
【おすすめするポイント】「甲子園出場」という共通の夢に向かうつばさと大介の爽やかな青春ラブストーリー。いつも自分を励ましてくれる大介に、つばさはいつしか友情以上の気持ちを持つようになり、ついに告白。しかし、大介はつばさのことを「仲間」だと思っているようで、つばさは玉砕…。それでも、甲子園で大介を応援したいという気持ちは変わらず、つばさはますます部活に打ち込みます。「自分もがんばろう!」という気持ちになれる作品です。
【あらすじ】小学6年生の綾瀬千早(あやせちはや)は、クラスメイトにからかわれている転校生・綿谷新(わたやあらた)を助けます。新と話すようになったある日、千早は自分の夢は「姉が日本一のモデルになること」と話しますが、新は「夢は自分のことをすべきだ」と言います。そんな新の夢は、競技かるたで日本一になること。後日、校内のかるた大会に参加した千早は競技かるたの面白さを知り、自分も日本一になるという夢を抱きます。
【作品情報】作者は『クーベルチュール』『ハルコイ』なども描いた末次由紀。講談社の『BE・LOVE』に連載し、全50巻で完結済です。「マンガ大賞2009 大賞」や「このマンガがすごい! 2010 オンナ編」の1位を獲得し、競技かるたブームを巻き起こしました。テレビアニメや実写映画も制作され、2022年2月には累計発行部数が2,700万部を突破しています。
【おすすめするポイント】小学校時代の千早と新は、お互いに競技かるたの日本一を目指す仲間として友情を深めていきました。卒業で進路は分かれてしまったものの、2人は高校で再会! 同校に進学していた小学校の同級生・真島太一を誘い、3人でまた競技かるたに打ち込みます。かるたのことで頭がいっぱいな千早にとって、太一と新は一緒に夢を追う仲間。しかし、太一と新は密かに千早に想いを寄せていて…。競技かるたの魅力や登場人物たちの成長・恋模様など、見どころ満載の作品です。
【あらすじ】春野美月(はるのみつき)は、高校生になったら引っ込み思案な性格から卒業したいと思い、自宅から遠く離れた高校に行くことに。しかし新しい友達を作ろうとするもうまく話せず、女子達の輪に入っていけません。ある日、美月はアルバイト先のカフェで、同校の「バスケ部のイケメン四天王」から声をかけられ、その中の1人から告白を受けることに。告白は人違いだったものの、これを機に四天王と話すようになり、美月は中でも優しい浅倉永久(あさくらとわ)のことが気になりはじめます。
【作品情報】作者は『運命の人に出会う話』『ヒレントリップ』などを描いたあなしん。講談社の『デザート』で連載し、全14巻で完結済です。2018年に実写版で映画が公開され、2021年4月には累計発行部数が580万部を超えました。人違いをきっかけに始まった4人のイケメン男子とぼっち女子の交流を描いた作品です。
【おすすめするポイント】4人のイケメンに囲まれると言ってもハーレム的な展開ではなく、永久に恋してしまった美月のピュア恋と成長を描いた物語です。内気でぼっちの美月は、バスケ部のイケメン4人との交流を通して、少しずつ周囲に心を開いていけるようになり、おかげで友達もできて学校生活も順調。モテ男子の永久に憧れはあるものの、付き合えるとは思っていません。しかし、美月と幼馴染の男子・神山亜哉(かみやまあや)の登場で、ストーリーは思わぬ展開に。四天王達の恋愛も同時進行していくので、最後まで目が離せない作品です。
【あらすじ】藤岡ハルヒは、上流階級の子息や令嬢が通う私立桜蘭学院へ特待生として入学した一般庶民。ある日、静かに勉強ができる場所を探していたハルヒは、第三音楽室を発見し、ドアを開けます。すると、そこは桜蘭高校ホスト部の部室で、6人のイケメン男子がお出迎え! 驚きのあまり800万円の壺を割ってしまったハルヒに、ホスト部部長の須王環(すおうたまき)は、ホストになって指名客を100人ゲットしろと言います。はたしてハルヒは達成できるのか?
【作品情報】作者は『千年の雪』や『AneLaLaプティトゥ・ペッシュ!』でお馴染みの葉鳥ビスコ。白泉社の『LaLa』に掲載し、全18巻で完結済みです。2011年12月には累計発行部数が1300万部を突破した大ヒット作で、テレビアニメ、実写ドラマ、さらにミュージカルも上演されました。高校のホスト部に、ホストとして入部させられた女子と、イケメンホスト部員達のラブコメディです。
【おすすめするポイント】小柄で地味なメガネ男子に見えますが、ハルヒはれっきとした女の子。ホストとして、女子相手に接客することになりました。ホスト部の制服を着たハルヒは、話しやすい美少年に見えるようで、初接客の出来は上々。「これはいける!」と感じたホスト部達は、ハルヒが女の子だと知った後も部に在籍させます。イケメン6人を眺めるだけでも楽しいのですが、ハルヒと各メンバーの関係性が少しずつ変化していく過程が見どころです。
【あらすじ】高校2年生の町田由希は、隆北高校男子バスケットボール部を支える敏腕マネージャー。ひそかにキャプテンの木戸に恋していましたが、木戸に彼女ができたことを知り、あっさり失恋してしまいます。由希が部室でこっそり泣いているところを、生意気な後輩の部員・成瀬翔が目撃。由希は口止めしますが、それ以来すっかり気に入られてしまったようで、何かと翔につきまとわれます。うっとうしいと思いつつ、由希はだんだん翔のことが気になり始めて…。
【作品情報】作者は『春の嵐とモンスター』『野良猫と狼』『ハダカの万里くん』などの多くの著書を持つミユキ蜜蜂。白泉社の『ザ花とゆめ』で読み切りとして掲載された後、同社の『花とゆめ』で連載を開始し、全23巻完結しました。2018年には「白泉社電子書籍大賞 最優秀賞」を受賞し、2022年7月に累計発行部数が600万部を超えた人気作品です。
【おすすめするポイント】クールなしっかり者で、部員達からは「姐さん」と呼ばれる由希。翔が由希を好きになったきっかけも、試合で由希にハッパをかけられたことでした。しかし、翔のマジ告白に、いつもは強気の由希もドキドキ…。けれども天邪鬼な由希は素直になれず、ついそっけない態度をとってしまいます。翔に対する由希の心のツッコミが面白くて、つい2人の会話を追い続けてしまう作品です。