劇場アニメ「最終楽章 響け！ユーフォニアム 前編」が2026年春に上映される。同作の特報がお目見えした。

3月に制作を発表していた「最終楽章 響け！ユーフォニアム」。同作が分作であることは今回初めて明らかになった。特報はシリーズの歴史を感じさせる演出の中、笑顔あり涙ありのドラマ、迫力の演奏シーンなどが収められている。

4月に迎えたシリーズ10周年を記念して、新商品も発表された。12月24日発売のドラマCD「『響け！ユーフォニアム』10th Anniversary Disc ～みんなのストーリー～」は、原作「響け！ ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のみんなの話」よりアニメ化されていない人気エピソード8編を収録。TVアニメ3期の後日譚にあたる内容で、新幹部を決めるエピソードなどのドラマが石原立也監督監修のもと新たに制作された。初回特典には描き下ろしジャケット特製三方背ケース、デジパック仕様、収録台本に加え、キャスト・スタッフによるコメントなどを収録したブックレットが付属。さらにシリーズ劇場版の前売り特典から抜粋したイラストが楽しめる、メモリアルボード10枚セットも手に入る。

10周年イベント全3公演の様子を収めた「『響け！ユーフォニアム』10th Anniversary Event Blu-ray BOX」は、9月24日に発売。初回特典として朗読生アフレコ台本、当日のレポートや写真を収録したブックレットなどが用意された。11月5日に発売される10周年吹奏楽アルバム「espressivo」には、「響け！ユーフォニアム3」「特別編 響け！ユーフォニアム～アンサンブルコンテスト～」の劇中BGMを吹奏楽にリアレンジした楽曲を収録。ディスク2にはTVアニメ第1期から第3期までの吹奏楽コンクールの課題曲・自由曲の全6曲が収められている。初回限定盤には特典として、クリアスリーブとイラストカードセットが付属。また9月19日までに対象店舗で予約すると、ジャケットイラストを用いた楽譜ファイルがもらえる。

「響け！ユーフォニアム」は、京都アニメーションが手がける吹奏楽アニメシリーズ。コンクールで全国金賞を目指し、切磋琢磨する北宇治高校吹奏楽部のひたむきな姿が描かれる。

(c)武田綾乃・宝島社／『響け！』製作委員会2024