実写映画「秒速5センチメートル」の本ポスターと追加キャスト情報が公開された。
本ポスターには街の灯りがともる月夜の中、遠くを見つめる松村北斗演じる遠野貴樹、高畑充希演じる篠原明里が収められた。明里との思い出を振り返る貴樹、思い出とともに今を生きる明里が、対照的にデザインされている。タイトルの左右には「いつか、どこかで、その人に―」「いつも、どこかに、その人は―」というキャッチが添えられた。2人の間には、雪の中に立つ桜の木の下で約束を交わした日の記憶が。周囲には、作中でも象徴的な桜と雪がちりばめられた。ポスターとチラシは8月22日から全国の劇場で掲出される。
貴樹と同じソフトウェア開発会社に勤める上司・窪田邦彦役は岡部たかしが演じる。同僚・金子あさみ役は中田青渚、戸田宗次郎役は田村健太郎、酒井直役は戸塚純貴、大野泰士役は蓮見翔(ダウ90000)。明里の職場である新宿・紀伊國屋書店店長の柴田治役は又吉直樹、店員・田村四季子役は堀内敬子、アルバイト店員・大橋純透役は佐藤緋美が務める。種子島の高校生で花苗の親友・砂坂翔子役は白本彩奈に決定した。
YouTubeの「東宝MOVIEチャンネル」では、9月26日、10月3日、10日の各日18時に松村、奥山由之監督、新海誠の鼎談動画を配信。鼎談のティザー映像が公開された。鼎談では実写化の話が来たときの心境、実写ならではのエッセンスや制作秘話などのトークを展開。また映画の時代設定である2000年代について、貴樹の年齢である30歳のときに自身が考えていたことなど価値観・考え方にも言及する。
10月10日公開の「秒速5センチメートル」は、2007年に公開された同名の劇場アニメーションの実写映画で、新海誠作品初の実写化作品。明里と心を通わせる貴樹の18年間にわたる人生の旅が、幼少期、高校生、社会人の3つの時代で描かれる。
実写映画「秒速5センチメートル」
2025年10月10日(金)公開
スタッフ
原作:新海誠 劇場アニメーション「秒速5センチメートル」
監督:奥山由之
脚本:鈴木史子
音楽:江崎文武
劇中歌:山崎まさよし「One more time, One more chance ~劇場用実写映画『秒速5センチメートル』Remaster~」
制作プロダクション:Spoon.
配給:東宝
キャスト
遠野貴樹:松村北斗
篠原明里:高畑充希
澄田花苗:森七菜
遠野貴樹(高校生):青木柚
水野理紗:木竜麻生
遠野貴樹(幼少期):上田悠斗
篠原明里(幼少期):白山乃愛
輿水美鳥:宮崎あおい
小川龍一:吉岡秀隆
窪田邦彦:岡部たかし
金子あさみ:中田青渚
戸田宗次郎:田村健太郎
酒井直:戸塚純貴
大野泰士:蓮見翔(ダウ90000)
柴田治:又吉直樹
田村四季子:堀内敬子
大橋純透:佐藤緋美
砂坂翔子:白本彩奈
※宮崎あおい、江崎文武の崎はたつさきが正式表記。
(c)2025「秒速 5 センチメートル」製作委員会
(コミックナタリー)