暑すぎる日が続き、インドア腐女子度が日ごとパワーアップしている今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
アニメと言えば、桜日梯子先生『抱かれたい男1位に脅されています。』が秋からアニメ化とのことで、腐女子仲間との間でも最近はその話題で持ち切りでして。そこで、今回は『だかいち』シリーズが性癖ドンピシャだ! という方に向けてオススメしたいBL作品をピックアップしてみました!
今回ご紹介するのは「限界ギリギリまで受を乱れさせてみよう!」という趣旨にかなう、激しく愛されまくりの作品ばかり。「だかいち」シリーズに似たようなテイストの作品を各種取り揃えましたので、お好みの作品が見つかれば嬉しいです!
では傍観者である我々腐女子は、男ふたりが仲睦まじく愛し合ってるのを涼しい部屋で楽しむことといたしましょう(笑)
\イチオシの溺愛BL/
『抱かれたい男1位に脅されています。』
末っ子体質年下×超敏感体質年上
超敏感体質──。魅力的な設定でありながら、文字だとあまりインパクトがないように感じませんか? 媚薬を使えばありがちな設定だしと思っていたのですが、本作の敏感体質は本当に本当にエロかった!! 些細な仕草にさえ感じてしまう過剰さにこちらもムラッ……。心のち●こがおさまりません。
攻の惣次郎は無邪気に見えてちょっと意地悪。反面、受の恵から突然避けられ、モヤモヤしてしまうような健気さも……。実際は嫌われていないと分かってからの行動は結構グイグイなので、読んでいてとっても気持ちがいいです(笑)。そして超敏感体質の恵は、自分の体質がバレないように周囲に冷たい態度をとっています。不良じゃないのに不良っぽいのが好ポイント♡ 普段は睨みをきかせているのに! 触られるとすぐエッチな表情になって! エッチの最中なんてそらもうカワイイ超ド受の顔しているってのが最高!! あまりにも自然に変わる表情が素晴らしい~!
キャラ、ストーリー、絵柄すべて申し分なし! 最終的に気持ちいいほどのハッピーエンド
売れっ子ゲイビ男優×快楽堕ちヤンキー
「ヤンキー受けか~、まぁこのジャンルいっぱいあるしな~」と思った方! 私、こんなにエロくて素質のあるヤンキー君は初めて見ました!! ケンカ中の危機をAV男優に助けられたヤンキーのリカ。そのお礼としてAVに出演することになります(笑) 口に指を突っ込まれたり、乳首をいじられたり……初めての感覚に戸惑いつつも抵抗しているのが何とも可愛い♡ 「挿れないAV」なのに最後はトロトロになってしまったリカちゃんの顔がたまらん! えろい! ろれつが回ってないのも最高!
さらに利用する側だったAV男優のカイトがリカのエロさにあてられて最終的には最後までヤッてしまうというところもGOOD!! 欲を我慢できない感じが痛いほど伝わってきます。汗と汁とでグチャグチャになっているのも本作品のポイントです!
カイトに対して常にケンカ越しスタイルのリカですが、一方のカイトはいつだってリカに対してゼロ距離対応。キャラクターの性格の違いや、それによる距離間の違いに注目して物語を読むのが良いかと思います。特にお互いの距離間がどう変わっていくのか、ココ必見です!
お調子者ガチムチ×デキる男前ガチムチ
表題作含めて5組のカップルを描く本作ですが、どれも思わず笑ってしまう設定ばかり! 部下が上司に”ご褒美セックス”をしてあげたり、同期同士で早漏バトルしたり、視線で完勃ちするボクサーがいたり……。こんなことあります!? と、フィクション万歳である漫画に対して思ってしまうほど(笑) しかし、だからこそ頭を空っぽにしてエロシーンを読める気がします!!
表題作の『ガチイキ挑発ナイト』は、同期リーマンズによる体から、いや早漏バトルから始まるラブストーリー♡ 同期の松井に対して劣等感と苦手意識を持っている里村。ひょんなことからサシ飲みをすることになり、そのノリで早漏バトルへ発展!? 意外や意外、カラダの相性は抜群で、そのままセックスをする仲に……。そんな本作ですが(笑)、エロはもちろん、攻・受それぞれの視点からの話も収録されているため読み応えもバッチリ! また、イクヤス作品の醍醐味であるガチムチボディを余すところなく堪能できます。オモチャ責めがお好きな方にもオススメですよ~♡
褐色ドSイケメン×ノンケ社畜DT
私と本作との出会い……それは、作業用BGMとしてかけた同作ドラマCDがきっかけでした。アホエロの中に混ざるビターな設定、笑ってしまうほどエロいエッチシーン……いや~作業がはかどりました(笑) 速攻でシーモアで検索して、原作を購入! スピード感の良さから一瞬で読破、すぐに2周目へ突入しました!
ある出来事をきっかけに男性風俗で働く千紘の肉●器(!?)にされてしまった一。最初は反発していたのですが、やがて千紘の俺様だけど優しいお兄ちゃんな一面に惹かれるように……。その過程が丁寧に描かれているだけでなく、千紘の家族や過去に触れる部分はエロに目がいきがちな読者に切なさをもたらします。
先述したように、本作のポイントはスピード感。エッチシーンはとても濃厚で、キャラ同士の会話もしっかりあるのに不思議とガンガン読めてしまいます。AVを再生しながらのセックス(セリフも言わせる)など、おわる先生の発想に感服……ありがとうございます(合掌)
たっぷりのエロと絶妙なストーリー性にも関わらずサクサク読めて満足感もばっちり♪ そんな魔法のような作品でした!!
ハイスペック社長×天然淫乱ギャル男
稀代のおバカギャル男、ここに見参! よそ見運転をしていたせいで、ヤクザの車を凹ませてしまった太一。100万円を請求されるも到底払えるワケもなく、文字通り"体を使って"お金を稼ぎます!
売●デビューの相手は、金持ちどころか貧乏人にすら見える風貌のダサ男。彼に服従することを条件にお金を工面してもらうことになるのですが、このダサ男のエロテク、半端ないって!(笑) 何時間もかけて(!)受の処女ア●ルをとろっとろにしちゃう根気強さ! 結果、太一は処女なのにド淫乱ちゃんに進化! 従順にもほどがあるよ~。
一方、攻のダサ男さんですが、実はハイスペック社長というスパダリな側面をお持ちでして、そのギャップがこれまた素晴らしいの一言に尽きるのです~!
バニー姿でのコスプレエッチ、実家で声を殺してラブラブエッチなど、褐色ギャル男の可愛さをこれでもかというほど楽しめる本作。おバカだけど可愛くて憎めない受が好きな方におすすめです!
絶倫ノンケ後輩×拗らせ隠れゲイ先輩
抱かれたい願望のある男というのは特段珍しい設定ではありませんが、その欲望が拗れに拗れてしまったのが本作の主人公・鞍馬です。抱かれたい、でもカミングアウトもできない。そんな複雑な感情を抱えた彼が日々オナネタにしているのが、大して話したこともない後輩の桐島。所属する演劇部の合宿を機に接点が生まれるふたりでしたが、くっつくまでの経過がそれはもうしんどくて。LGBTに関するリアルな描写がストーリーに深みを持たせており、デビュー作とは思えない重厚感ある一冊です。
注目すべきは、鞍馬の片想いなのかと思いきや、実は壮大すぎる両片想いであったという点! しかも攻の桐島、無愛想と見せかけてかなりの執着系&絶倫というオプションつき! 妄想を拗らせた鞍馬を遠慮なしに犯す姿はまさに野獣。
イチオシの台詞は「俺のチ●ポに胎(はら)突き破られて快感で死んで下さいよ」です(笑) また、脇キャラとして登場する桐島の兄!!・蝶子もイイ味を出しているので要チェック♡ 汁だくハードエロに加え、両片想いというワードにビビッときた方、今がチャンスです!
純朴DT青年×ド変態編集者
「何で今まで読んでこなかった!?」と思う作品が多々ありますが、本作もそのひとつ。表紙の雰囲気から、この黒髪眼鏡は攻だろうと勝手に先入観を抱いていたのですが、読んでみてビックリ!! 変態お兄さん受でした(超好み)
本作は、漫画家志望の青年・七歩(しちほ)とエロ漫画編集者・栢山(かやま)が織りなすハラハラエロエロな一作♪ 端的に表すならば「ドチャシコお兄さんのDT喰い(後ろで)」でしょうか(笑) エロ的見どころは、尿道プレイと攻の潮吹きです♡
ストーリーはまさに王道。起承転結がはっきりしているのでストーリー重視派の方にもご満足頂けるかと。真性ドMの栢山に筆おろしされてしまう七歩の戸惑いや葛藤……。一方の栢山は自身の性欲を満たすために七歩にグイグイ迫るわけですが、ある出来事をきっかけに少しずつその心境も変わっていき……? 体から始まり、徐々に恋愛感情が芽生えていく様子を重くなりすぎずに楽しむことができます。
ツンデレは受になりがちな昨今、敢えてのツンデレDT攻をぜひご堪能頂きたく思います!!
ほだされノンケ×襲い受ド淫乱
親友同士が大学入学とともにルームシェア、ア●ニー目撃からの本番突入という、腐れ縁カプが好きな方には堪らない設定尽くしの本作。そこに加わる青●プレイの数々……なるほど、作品のエロ度が爆上がりするのも納得です。
おすすめポイントは、今回ご紹介した作品の中で最もチ●コと汁っ気の描写がハッキリしている点、そしてストーリーがどんでん返しに次ぐどんでん返しで最後の1ページまで油断できないという点でしょうか。チン&汁描写、マジで凄いです(笑) 規制が入る作品も多い中、よくぞここまで……! と拍手を送りたいレベルです。そして気になるストーリーですが、親友同士がセフレから恋人になる過程を歪んだ性癖と絡めてエロエロに描く内容だと思っていたらアカンです! ミステリー作品かと思ってしまうほどの意外な結末に何度も鳥肌が立ちました。これはぜひ実際にその目でお確かめ下さい!
主要キャラが皆、何かしら闇を抱えています。なのでハッピーエンドと呼んで良いのか悩みますが、あまエロ作品で物足りない方には全力でオススメしたい一作でした。