たった一人の俺だけのキミ。
特定の相手との関係に依存しすぎる状態「共依存」。
強く深すぎる結びつきは時として愛情以上の危険な感情を生み出したり、自分自身を見失ってしまう可能性も……?
王道の仄暗系はもちろん、ハッピー満載の共依存まで8作品取り揃えました。
めくるめく共依存の世界の始まりです……!
主人公の雅と東は二卵性の双子。マイペースで生活スキル皆無だけど弓道の腕は天下一品な雅と、そんな兄を心から慕い、全力でお世話を焼く超絶ブラコンな東。雅への愛が溢れて止まらない東は就寝中の雅の身体を夜毎弄る行為が止められず、ついに本人に気づかれてしまい……。
雅以外は全く眼中になし! 東の筋金入りのブラコンぶりが見ていて清々しい本作。雅もまた弟を愛おしく思っているので、兄弟モノならではの重い雰囲気はなく、あま〜いいちゃラブが楽しめます。東と雅の愛し合う姿を見ていると、生まれる前からずっと隣にいる双子の遺伝子レベルでの深い結び付きを感じられるはず! 「ふたり一緒にいることが至極当然なんだなあ」と顔が綻んでしまいますよ♪ また、えっちなことに積極的で貪欲な雅のかわいさにもご注目あれ! 東のねっとりとした愛撫によってどんどんと開かれていくしなやかな身体にドキドキが止まりません……! 東と雅、究極の愛の世界をご堪能ください。
禁断の共依存ダークBL、此処にあり! 闇のBLファン大歓喜の要素が無限大に詰まった作品のご紹介です♪
自殺に失敗してから周りの人の心の声が聞こえるようになった香藤。その上、再会したいじめっ子・織田が目の前で事故に遭い、同じ力を手に入れます。全てが完璧だった織田が能力に苛まれ、狂気に吞まれていく姿は限界すぎて最高! しかし、織田と香藤はお互いの心の声だけは聞こえません。織田は香藤こそが一番特別な存在であると考え、「自分の神様になってほしい」と業が深すぎる一言。いじめの元凶に縋られ、求められ、香藤にとってはまさに生き地獄です! が、お互いがたった1人だけの理解者であることは変わりません♪ 織田のせいでずっと目の光を失いながらついには受け止めてしまう香藤の哀れな姿、あはれなりッ!
最悪な異能力者×2、その分絶望顔も2倍です。苦しんで怯え切った先で、狂おしく美しい信仰に堕ちていく2人をぜひ見届けてください♪
愛してるから、監禁する。互いに執着し合う2人の一途で歪な依存愛を描くサイコラブ。
親友のケイトとの飲み会で酔いつぶれてしまったリョウ。目を覚ますと手足は鎖で繋がれ、全裸でベッドに横たわっており……。拘束、監禁、逆レ〇プ……と序盤からヤバさMAX! 高校時代から想い続けてきたリョウを自分だけのものにするため、綿密に準備を進めてきたというケイト。リョウの上に跨りながら恍惚とした表情で全てを打ち明けるケイトがヤンデレ全開で怖すぎるのに愛らしく、ぞわキュン(ぞわり+キュン)という初めての感覚を体感することができてしまいます! そして、真実を知ったリョウの反応がやけに冷静だなぁと思っていたら……二転三転、どころか怒涛のどんでん返し! 2人の思惑に読者も振り回されてしまうこと間違いなし!
ダークなのにとろけるほどに甘く、常軌を逸しているのにケイトは可愛らしく、明るい(?)病みBLという新感覚が味わえてしまう1冊です♪
「可哀想は可愛い」このワードにピンと来たらこちらをどうぞ! 泣き、震え、怯える男を堪能できる作品です♪
スランプ中の小説家・光は、自分のファンだという修一から「自分をゴーストライターにしないか」と提案されます。藁にも縋る思いで修一の手を借りてしまう光ですが、徐々に取り返しのつかない事態に……。
書店員としての修一の優しい笑顔と、怯える光を爽やかに脅す笑顔の違いがとにかく素晴らしい! しかし、光を知るにつれてその笑顔も罪悪感で徐々に曇り始めます……後悔や欲で歪む攻めの顔に心のグッドボタンが止まりません♪ 怯えるシーンが豊富な光も、勿論青ざめ顔を沢山見せてくれます♪ その上、修一との日々を失いたくないと思い始めてしまう絆されっぷり。執筆中の修一にコーヒーを淹れてしまう光は、まさに嫁です♪
甘い偽りの日々を襲う現実、必死で儚い秘密を守ろうとする2人……共依存ならではの旨味、この1冊で味わってみませんか?
小学校の頃からの幼馴染・拓海をとあるきっかけから激しくいじめていた潤。しかし、夏休みのある日、潤は拓海に2人がかつて秘密基地としてよく一緒に過ごしていた、人気のない密室に監禁されてしまい……。
連絡手段の破壊に排泄管理。加速していくひと夏の監禁劇に、ページをめくる手が止まりません。潤にいじめられていたのにも関わらず、拓海は潤のことが病的に好きなあまり、このような手段に及んでしまったんですね……。手錠で縛って自由を奪い、恍惚とした表情で無理やり行為を進める拓海にゾクゾクと底知れない恐ろしさを感じます。そのあまりに純粋な恋心の暴走に鳥肌がブワリ!
数日放置され、生きるも死ぬも拓海次第になってしまったことを容赦なく突きつけられてしまう潤。拓海への依存を実感してしまった瞬間の絶望の表情は、闇属性の方々にはたまらないでしょう。友達でもなければ恋人でもない。名前が付けられない歪な共依存関係に唸ってください。
腹違いの兄弟は運命の人。
大企業の跡取り息子として重たすぎるプレッシャーを抱えながら生きている樹は、幼い頃から跡継ぎを作ることを強要されていたせいで女性恐怖症に。そんなある日父が亡くなり、葬儀に現れた美しい褐色肌の青年・棗と出会います。棗に惹かれる樹でしたが、棗は自分の腹違いの兄ということがわかり……。
母親に跡取りを作る道具として扱われていた樹と、ウリをしていた母親の代わりにさせられていた棗。辛い環境に身を置いていた2人は、作中の樹のモノローグ「半分同じ血の流れる俺たちは 互いに足りないものを分け合いながら やっとの思いで生きている」から、お互いの存在に強く寄りかかりあう共依存の関係にあることがよくわかります。2人の出会いからお互いが必要な存在になるまでの過程が丁寧に描かれていて、読み応え抜群です!
2人を取り巻く人間たちの仄暗い思惑から逃れ、幸せに生きていって欲しいと願わずにはいられません。
大学生の柚木は、異常な性的嗜好を持つ如月に全てを支配されていました。そんな時、ゼミをきっかけに仲良くなった友人・棡原に監禁されます。「僕を犯したいの?」と尋ねる柚木。すると棡原は、如月との関係を知った上で「捨てられたんだよ、お前」と言ってきて──。
歪んだ関係から始まる、愛の呪縛を描いた共依存ラブストーリー。柚木を監禁した経緯には、棡原も如月と関係を持っていたという暗い過去が関係していました。如月の異常な愛を信じてすがりつく柚木に、棡原は何としても如月のことを忘れさせようとさせます。しかし、その行為は棡原の執着心ゆえで……。異常な価値観が織り成すドロドロな展開に、思わずゾクゾクします。
2人は如月が与えた痛みの呪縛から抜け出せるのか。棡原は己の過剰な執着心とどう向き合っていくのか。苦しくも切ない複雑な心理描写に、読めば読むほど虜になること間違いなし。共依存が大好きな方は、ぜひお手に取ってみては?
幼い頃に親から虐待を受けて育った凌は、大学で幼少期の知り合いを名乗る男・翔平と出会います。「久しぶり」と笑顔で話しかけてくる翔平。しかし、虐待のショックが原因で凌には昔の記憶がありません。翔平に苦手意識を持った凌は素っ気ない態度をとるものの、翔平はあきらめず話しかけてきて──。
虐待されていた過去を引き金に始まる、異常な執着と依存を描く本作。凌に対しては明るく満面の笑みで接する翔平が、異常な執着から狂気的な行動を起こす描写にゾクゾクが止まりません! 盗聴、脅迫、そして殺人未遂……。翔平は凌と一緒にいるためなら手段を問わず非道な行いをしますが、これも歪な愛のカタチ。凌に何か危害を加える者は皆排除しかねない狂気と異常な執着愛に、読んでいてハラハラすること間違いナシです。
なぜ翔平はそこまで凌に執着するのか。翔平の狂気の行方が気になる方は、ぜひぜひ本編をチェックしてみてください!
癖(ヘキ)に刺さる人には刺さる共依存の世界、琴線に触れる作品はありましたか?
どちらかというと闇属性な、重いシリアスストーリーが鉄板かと思いきや、甘くてキュンも楽しめる共依存BLもあり、ますますこの設定の虜になってしまいました!
ほかの誰も踏み入れることができない世界観に、ぜひぜひどっぷり浸かりましょう♪
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