*スタッフコメント*
あおのなち先生初のBL作品。美しくも儚い世界の中で、短命の神様・レイと人間の従者・テオが心を通わせてゆく、一度触れると忘れられない作品です。
あまりにも脆く、あまりにも綺麗な描写のひとつひとつに愛おしさが溢れてとどまるところを知りません。「ならわし」だから? ちゃんと「自分の意思」で決めたこと? それぞれの想いが弾かれ合い、混ざり合い、融け合って、ふたりの在り方になってゆく。そんな過程を、四季を追いながらゆっくりじっくり堪能することができます。
彼らは限られたときをどのように過ごすのか――。だんだんと寒くなってきた今、ぜひ読んでいただきたい。ほろ苦くも甘い時間に黄昏れてください。
*スタッフコメント*
ストーリー重視で楽しみたい方にオススメ! また、BLには興味があるけれど何から読んでみたらいいか分からない……な方にも初めての一冊として推させていただきます。
偽名&変装がキーワードである本作。バレる? バレない? のやりとりにはハラハラドキドキ……この後の展開はどうなるの……!? とページをめくる手が止まりません。気付いた時にはどっぷりとその世界観に入り込むこと間違いなし!
まだまだコミック版ははじまったばかり。ここからどう展開されてゆくのか楽しみです。原作小説と合わせて2倍楽しめるのも、また贅沢と言えるのではないでしょうか。
*スタッフコメント*
読了後思わずヒェ…良~~~…と溜息が零れました。
身体に花が咲き、その花が己の命を蝕むという遺伝性の奇病を中心に描かれる本作。ミギノヤギ先生の生み出す美しい線がこの世界観を更に麗しいものにしています。実在する花がたくさん登場するので、それぞれの花言葉を追ってみるのもオススメ。より一層物語を楽しむことができます。そんな意味が……という発見が随所随所に散りばめられており、いやこんなん…何周もできてしまう……無限ループの沼へようこそ。そしてなんと“ヒバナ症”にはある秘密があって――?
とびきりしんどく、とびきり幸せになれる、大満足の一冊をぜひご賞味ください。
*スタッフコメント*
両親の離婚で祖母宅に住むことになったスミトは、毎晩窓から侵入してくる謎の男に身体を触られ……初めは戸惑うものの、徐々に待ち遠しくなっている自分に気付きます。謎の男の正体は、次期鴉天狗当主の岳。スミトのために人間界を学んだり、少ない力でスミトを守ろうとする彼のスパダリ候補生感が愛おしくてたまりません! ちょっかいを出してくる天狗族当主&岳の兄も、かなり重めなワケアリの2人で……本作の見どころは鴉天狗×ヒトの異種間BLだけにあらず! 複雑な家族関係、対立構造、番の約束など要素モリモリの和風ファンタジー! 間違いなく欲望を満たしてくれるはずです。
*スタッフコメント*
かつて天使だったベニーははだしで人間界に降りてきて、靴職人のターナーと出会います。タイトルのつけ方が素敵だなあと思いました。ファンタジー要素が強めですが、優しい外国の雰囲気と徐々に縮まるふたりの関係にほっこりします。
繊細なこころの動きが丁寧な筆致で描かれ、その美しさに何度息を飲んだことか。ぜひご体感ください。
*スタッフコメント*
ドドド一途な頑張り屋の年下攻めが大好物な方へ。こちらを味わっていない場合、あまりにも人生を損しているので今すぐ読んでいただけるよう全力でプレゼンさせていただきます。
努力家な新人の梅本くん、押せ押せドンドンな大型わんこでありながら、岡崎さんがこれでもかというほど引きまくるので簡単には押しきれない……! 彼らのやりとりに読者の我々は常にハラハラさせられます。果たして梅本くんは岡崎さんが抱える過去のトラウマを払拭することができるのか――? さん太ろ先生のポップな絵柄が梅本くんの真っ直ぐさをより際立たせ、岡崎さんの愛らしさを極限まで引き出し、最高のしっくり具合を生み出しています。恋の駆け引き、立ちはだかるいくつもの障壁、お楽しみポイントが盛りだくさんの本作。テンポよく読み進められるところも魅力です。クソデカ感情を浴びたいときにぜひ。
*スタッフコメント*
肌寒い季節、心からぽっかぽかに温まりたいあなたへ。今絶対に読んでいただきたい作品がこちらになります。
横暴で自己中心的な指揮者・阿住のボロボロに疲れ切った心を解いて融かしてゆく大型わんこ・修。ふたりのやりとりがたまらなく愛くるしい……! 修のことを知らない阿住ですが、修には阿住に救われた過去があり……? 物語を追うごとにふたりの人生を少しずつ紐解くことができる本作。野白ぐり先生の柔らかい絵柄からしか得られないぬくもりがここにあります。
余談になりますが、みなさまから高評価をいただいている修正もぜひ堪能いただきたい。きっと満足いただけるはずです。
*スタッフコメント*
まさか作品のタイトルに対してこの表現を使う日が来るとは……誰が想像できたでしょうか。ギャップに狂わされることを覚悟の上、ページをめくってください。お互いにだいしゅきハッピー!な話を想像して読み始めると己を恨みます(恨みました)。
何度想いを通じ合わせても――気付けばそこは「両想いになる前」の世界。しかも彼らに課せられる困難はタイムリープ地獄だけではございません!! 想像を易々と超えてくる展開の連続に息をつく暇もない本作。
この裏切りに、痺れてください。
*スタッフコメント*
お互いの奏でる音が共鳴し合い、“惹かれ合う”を分からせられる本作。ふたりがわくわくする姿に、読者の我々の感情も高まります。一緒に過ごす時間が増えれば増えるほど懐き度合いが増し、押す力が強くなっていく唄川にドギマギさせられる奏多の様子は必見。いや~……宮田トヲル先生の描く学生たちはいつでも等身大で最高に愛おしい! ぜひ奏多と共に唄川のギャップに振り回されましょう。そしてこちら、なんと1巻完結ではございません! エッ! こんなにソワソワした気持ちを複数巻に渡って楽しみ続けられるんですか……!? さぁみなさん、続きが待ち遠しすぎて夜しか眠れない、巻末の番外編を何度も読み返す日々を送りませんか。
*スタッフコメント*
本作の魅力はなんといっても豊満な――「雄っぱい」。
――と、動揺してしまうほどのギャグセンス。
BLあるあるがふんだんに盛り込まれ、爆笑の渦の中で麗しき肉体を堪能しながらの学習が可能です。
パイ圧に負けないパワーワード、サブにしては濃すぎるキャラクター、そして特筆すべきは主人公のツッコミスキル。我々の気持ちを代弁どころかそんなところにも斬り込んで大丈夫そ?というレベルであらゆるボケを薙ぎ倒してゆきます。果たしてみなさんはメタ発言の嵐に笑いを堪え切れるのか――…!?
心の中にモブオジさんを飼われている方は全裸待機させていただいて大丈夫です。大興奮必至。桜さんのお墨付きです。
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