*スタッフコメント*
全身に花が咲く難病「ブーケ・シンドローム」にかかり余命わずかの主人公・愛枇のもとに、死期を伝えるため死神がやってきます。しかし愛枇は死神を怖がることなく、自分の死期を受け入れるのです。調子が狂ってしまった死神は、愛枇の魂を狩ることができず、逆にその命を救ってしまいました。
一度は死を覚悟した愛枇が、死神と共に生きると決意した理由がとても切なく胸に刺さります。
なぜ愛枇は「ブーケ・シンドローム」になってしまったのか?さらに、死神の前世にも愛枇が深く関わっているようで...?美しい謎が散りばめられた物語、ぜひともご堪能ください!
*スタッフコメント*
強い女性が出てくる作品が好きなのですが、この作品の主人公エビータ姫は格別です。彼女のしたたかさ・我慢強さ・大胆さに心奪われてしまいます。
領地を奪われた一国の姫が娼婦となり、静かに反撃を仕掛ける時を待つ…そして、立ち上がった瞬間の女性たちの強く美しい姿…ただの復讐劇では終わらないストーリーの重厚感があります!エログロの要素がありますが、読み出すと迫力ある描写に一気に引き込まれてしまうこと間違いなし!今一番続きが気になっている作品です。
*スタッフコメント*
虫の世界を擬人化した独特な世界観、ファンタジー作品としての読み応えが半端ない作品です!
絶対君主である女王蟻が統べる帝国で、主人公のルーリャは平凡に暮らしていましたが、戦へと連れて行かれた母親の仇を討ち、女王から支配されない場所で薬屋を開くことを夢見ていました。発作の症状から涙を流してしまう彼ですが、その涙は「女王のたまご」の証だったのです。
巻を追うごとに謎が深まり、ドキドキハラハラの展開が待ち受けています!最後まで一気読み推奨、この機会にぜひ!
*スタッフコメント*
こんな歌劇団があったら絶対に観に行きたい!と、読んでいて胸の高鳴りが抑えきれなくなる本作。架空の歌劇団なのですが、少年たちが日々葛藤しながらトップを目指していく姿がとてもリアルに描かれています。
主人公の瑞穂は男役に憧れて音楽学校に入学しましたが、「適正面談」で娘役だと判定されてしまいました。はじめはその判定を受け入れられずにいたのですが、吉祥寺歌劇の本質を知っていくことで意識が変わっていきます。
選ばれし才能の持ち主たちでも、真のトップスターになれるのはごくわずか。芸事の厳しさがしっかり表現されたストーリーは、スポーツマンガのような情熱と眩しさも兼ね備えているので、胸熱系がお好きな方はぜひこの世界観に浸ってください!
*スタッフコメント*
冬葵と瑛莉と京、幼馴染の三角関係。京が瑛莉に告白したことをきっかけに、それぞれが自分の本当の気持ちと向き合い始めます。
“幼馴染の恋愛”となると、一見ありきたりな設定のように思いがちですが、他の恋愛モノとは一線を画すような緻密な心理描写が随所に散りばめられています。
百合要素がそう思わせるのかな?とも思いましたが、そういった定義を取っ払っても、一人ひとりの繊細な感情がスッと染み込んでくるような感覚になります。
紫のあ先生にしか描けない独特の空気感にぜひ浸ってください!
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