通勤中に見かけて気になっていた癒しの大学生・小鹿が酔い潰れているところに遭遇した会社員の湯屋。拾って帰ったものの酔って泣き崩れる小鹿の可愛さに興奮、体からずぶずぶと甘やかし部屋に閉じ込めて、自分なしでいられないように躾けていくというお話です。
就活やバイトの失敗で落ち込んでいて、おかしいなと思いつつも湯屋の優しい言葉と気持ち良さに抗えない涙目の小鹿ちゃんが可愛すぎます！ 綺麗なお兄さんにドロドロに甘やかされ、自己肯定感ド底辺の小鹿が謝りながら気持ち良くなる背徳的なエロ描写に、思わず新しい扉が開きました……。傷付いた小鹿の心を甘い言葉と愛撫で溶かしていくプレイは、読者の疲れた心にも癒し効果抜群です！
傍から見れば歪な関係ですが、2人の心から幸せそうな表情には涙がほろり。シェアハウスの個性的な住人米原×宇井のスピンオフも同時収録されており、ツンデレとヘタレの焦れきゅん共依存ラブもお楽しみいただけます♪

＜あらすじ＞
「“気持ちいい”で頭いっぱいにしちゃおう」
美形でミステリアスな社会人・湯屋（ゆや）は毎朝通勤中に出会う大学生・小鹿（おじか）を遠目に眺めることを一日の活力としていた。

『童貞に愛なんて叫べない！』などでお馴染みの山田パピコ先生による、ちょっぴりダークな一作。
主人公はドロボウ一家に生まれた直斗。足を洗おうと思った矢先に結婚サギで捕まり、なんと刑事・薫の家に連行されてしまいます！ 実は、薫は直斗の高校時代の後輩で、その時からずっと直斗をストーカーしていたとか……！ 爽やかイケメンな見た目とは裏腹に、「辛そうな顔が見たい」「あんたを苦しめるために刑事になった」と、とんでもなく歪んだ愛を向けてくるド執着攻めだったのです（ちなみに、えっちなことは直斗の方が上手）。さらに精神的に弱い一面も持っていて……。ギャップの二段構えという恐ろしい属性を持った攻め様にヘキを刺激されます！
刑事と詐欺師でありながら同棲しているという、奇妙な関係の2人。段々と心の距離が縮まり、さらには、直斗のかつての想い人だった吉村も現れて……。危険な執着と切ない恋にドキドキが止まらない作品です!!

＜あらすじ＞
ドロボウ一家に生まれた直斗。結婚サギの罪で連行されたのは、エリート刑事・大垣薫の高級マンションだった!?

テレビ局でアナウンサーをしている雄馬の隣には、自分を好きすぎる以外欠点が見当たらない幼馴染の喜澄が。持ち前のネガティブさから「死にたい」が口癖になってしまっている雄馬がそれを口にするたびに、「オレが食べてあげる」と洒落にならない冗談で返してくるのですが、雄馬が仕事のストレスで倒れたことを機に同居生活が始まります。
同居開始時は喜澄の過保護っぷりに不安を覚えていた雄馬ですが、衣食のお世話が万全なスパダリ喜澄のおかげで快適な生活を送れるようになり順応してしまいます。歴戦のBLオタクの皆さんならもうおわかりですね？ そう！ クソデカ感情持ちの攻めによる囲い込みに他ならないのです！ 雄馬〜！ 逃げて〜！（笑）
終盤に行くにつれ「えっ？」とならざるを得ない本作ですが、2周目以降も違った楽しみ方ができるので、ぜひ巻末の描き下ろしまで読んでから2周目3周目とお読みください！ きっと新たな気付きに出会えるはずです！

＜あらすじ＞
完璧なモテ要素を兼ね揃えた喜澄の欠点は、幼馴染・雄馬への愛が重すぎること。

人間と獣人が対立する世界で半獣人として生まれ、正体を隠して孤独に生きてきた幸。そんな彼が密かに想いを寄せる後醍はよりにもよって獣人狩りが生業で……。
後醍への想いを諦めることができず、切ない眼差しで彼を見つめる幸のいじらしさに胸が張り裂けてしまいそうです！ 人間と獣人のハーフという複雑な生い立ちから母親が姿をくらますまで外に出ることを許されなかった幸にとって、後醍は母親以外で初めて自分を受け容れてくれ、初めて恋という感情を教えられ、初めて触れられた人……と全てにおいて「初めての男」なんです！ んん～尊い！ 対して、俺様でギャンブル好きで性に奔放……とザ・クズ男な後醍ですが、幸の危機に駆けつけ守ってくれる姿はやっぱりかっこいい！ 飄々としているようで、実は幸に手を出すのをずっと我慢していたという誠実ギャップも加わり、もはや惚れ不可避！ 本作ならではの独創的な世界観や迫力の戦闘シーンにもご注目下さい。

＜あらすじ＞
バーの店員・幸には誰にも言えない秘密が…。それは――獣人であること。

大学生の朔治は幼馴染・柊已の誕生日に、「誕生日までの2週間、一緒に暮らすこと」をプレゼントとしてお願いされます。束の間の同居生活を楽しむ2人ですが、徐々に共依存とすれ違いを深めていき……？
朔治を自分だけのものにして箱に閉じ込めておきたい……。柊已が抱える罪悪感に切なくなりますが、同時に溢れる執着にドキドキが止まりません。そして幼い頃は明るく元気だった朔治が、高校時代の事故をきっかけに柊已に対して歪な感情を拗らせ、目の光が徐々に失われていく描写にも胸が締め付けられます。箱の中で過ごす2人の幸せそうな表情に、どこか不穏さが漂っていて最後まで目が離せません。お互いのことはなんでも知っている幼馴染が、相手を想うからこそ根本的なところですれ違っている様子に涙が……。
ナツギイチ先生の繊細で独特なタッチが物語の危うい雰囲気を際立たせる本作。共依存する幼馴染が辿り着く未来、ぜひ最後までご注目ください。

＜あらすじ＞
大学生の朔治と柊已は子供の頃からの幼馴染。　
引きこもりがちだった柊已を連れ出し、何をするにも一緒だった２人。

完璧主義で他人を頼ることが苦手な生徒会長の桐生彰久。放課後に一人残って仕事をしていると、突然後ろから羽交い締めにされて凌●を受け、その様子を写真にまで撮られてしまいます。正体不明の強●魔に怯え、やがて正体を現した相手はあらゆる手段を使って彰久の生活を崩壊させようとし……。
とにかく受けの可哀想さがすごすぎる！ 暗がりで身体をめちゃくちゃにされ、蕩けた泣き顔を晒す様子に思わず「いいぞもっとやれ!!!」と嗜虐心が沸き上がってしまうこと間違いありません！ 眼鏡を掛けている時のお堅い表情と、凌●されてトロトロになりながら泣くギャップでご飯3杯はいけますね。それに、本作は攻めの執着も凄まじい！ 倫理観のバグった攻めが、えげつない方法で真面目生徒会長を追い詰める様に震えが止まりません。脅しから始まり、全校集会での羞恥プレイ、完全に自由を奪っての調教……攻めの目的や本心にも大注目の本作、ぜひ結末までご覧ください！

＜あらすじ＞
完璧主義で冷淡な生徒会長の桐生。
ある放課後、一人残って生徒会の仕事をしていた桐生は暗闇の中、何者かに辱められ、その姿を写真に撮られてしまい…!?

夜道でボロボロになっていた十識を介抱したフリーターの唯は、翌朝十識宅に閉じ込められていることに気付きます。家賃も食費も要らない代わりに部屋から出られない。サラッとすごいことを告げる十識と、生活苦よりこの状況をあっさり受け入れた唯。歪な共依存生活をおくる孤独で不器用な2人の心情を、優しいタッチで丁寧に描いた一作です。孤独な箱庭で閉じ込めたり解放したりを繰り返しながら、十識が本当に求めていたものは……。
なんといっても、飛び込んできた唯と慎重に心を通わせていく臆病で不器用な十識が愛しい……！ 穏やかに見える日常生活と、不意に覗く十識の危うい一面との落差にドキドキ。作中の随所に散りばめられた名言名場面の数々に心を揺さぶられること請け合いです！
トラウマを抱えた2人が寄り添い、手を取り合う描写には思わず感動させられる本作。柔らかい心の機微の表現に定評のあるymz先生独特の世界観と、温かな読後感がやみつきです。

＜あらすじ＞
フリーターの唯は、ボロボロの状態で道に落ちている男を見つけた。不思議な魅力を持つ男・十識を放っておけない唯は、彼を家まで送り届ける。

大学生の芳一はある日、中学時代にフった後輩の仲村洸ことなかむーに自宅に連れ込まれ、「芳一に人生をめちゃくちゃにされた」と拘束されてしまいます……。
と、あらすじだけだと緊迫したサイコサスペンス……だと思うでしょう？ だけど、実際の2人のやりとりのゆるいこと！ 「復讐」や「奴隷」なんて物騒な単語が飛び交うけれど、1日1お願いさえ叶えれば手錠は外してくれるし（優しい）、おいしいご飯とお風呂も用意してくれて（至れり尽くせり）、なかむーとの生活で絆されてゆく芳一。キスからフ●ラ、お尻の開発……と徐々にエスカレートしてゆくお願いにも気持ちよくなっちゃって……復讐ってなんだっけ？ 最初はそのヤンデレ執着ぶりが絶妙に気持ち悪かったなかむーですが、拗らせまくりな愛情表現もだんだん愛おしくなってきちゃうから不思議です。これがヘタレマジックか……。
そんな笑えて、たまに切ない復讐という名の甘やかし生活（開発付き）、いかがでしょうか！

＜あらすじ＞
仲村洸ことなかむーは、中学2年の頃、同中の先輩・川田芳一に告白したが、芳一がそのことを同級生に話し歩き、馬鹿にしたため人間不信になり不登校になってしまい…