<作品内容>チバ県からグンマ県に引っ越すこととなった神月。引っ越し先への移動中にネットでグンマを調べてみると、そこに現れたのは恐るべき内容ばかり! 「地球上唯一残された秘境」「とりあえず一番いい装備で行け」等々。一体グンマとはどんな地なのか? 彼の身に何が降りかかろうとしているのか? グンマ在住の作者が圧倒的熱量で描き出す知られざる「グンマの真実」。全国区で話題集中! 100万PVを突破した今一番話題のWEB漫画がついに刊行!!
〈ここがポイント!〉
秘境・グンマで繰り広げられる異様な日常
群馬県、いやグンマ県の高校に転入してきた神月を襲う、グンマカルチャーの数々が面白おかしく描かれています。まるでヤンキーのようなグンマ弁があちこちで飛び交い、HRの挨拶で「起立・注目・礼・着席」を間違えればいきり立ったクラスメイトに「貴様、トチギの工作員か!!」とひも川うどんで縛られる。これだけでいかにグンマが危険極まりない土地だかお分かりいただけるでしょうか。でも、本作を読んでいると群馬に行ってみたくなるのだから不思議なものです。
なお、「JR高崎線では籠原駅以降ドアが開かなくなる(横のボタンを押して開閉させる)」というグンマの掟がありますが、これは田舎の電車利用者にとってはあるあるですね。