【理由5】巻数は多いけど、一つひとつの話はテンポよく進むから読みやすい!
『キングダム』が面白い理由、5つめは「一つひとつのエピソードが長すぎないこと」が挙げられます。
長期連載作品にありがちなのが、「○○編になってから間延びして面白くなくなった……」「もういいや、完結してから読もう」というパターン。
しかし、『キングダム』は長期連載ながらもこうした中だるみがほとんど見当たりません。
その理由は、それぞれのエピソードや戦いがそこまで長くないこと!
1つのエピソードがだいたい3~5冊で終わり、幕間に1冊弱の話が挟まって状況が整理されてから次の合戦やエピソードに進むので、巻数が多くても中だるみせず理解しやすくなっています現時点で最も長いエピソードである「合従軍編(25~33巻)」でも9冊ですし、これも前後半で上手く4冊ずつくらいに話が分かれています。
しかも刊行ペースが速く、3~4ヶ月で次の巻が出るので「あれ、ここまでどんな話だったっけ?」と混乱することもあまりありません。
こうしたテンポの良さも、人気のヒミツと言えるのではないでしょうか。
★「キングダム」31巻に掲載
まとめ
『キングダム』の魅力について、5つの理由から考察してみました。もちろんここに書ききれない魅力もまだまだあります。なにせ、キャラクターだけでも100人近く出てくるのですから……!
物語としては、40巻で秦国内の政争が終わって折り返し、本格的な中華統一に乗り出したところ。原秦久先生の言葉通り、完結までは80巻以上、もしかしたら100巻以上かかるかもしれません。
逆に言えば、今から読んでも全然間に合うということ!
この記事を読んで興味が沸いたという方は、ぜひ1巻から手に取ってみてください。
あっという間に40冊読めちゃうこと請け合いですよ! 一緒に『キングダム』の魅力にハマりましょう。目指せ、中華統一!!